11期生Tさん

2019年9月11日、学校に来られた11期生Tさん(旧姓O)が図書室にもお立ち寄りくださいました。
「卒業生と在学生の交流ノート」にメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。

Tさんからのメッセージ

私は現在、公認心理師を目指しています。以前は重度障がい者施設で働いていたのですが、言葉でのコミュニケーションが難しく、どうして不穏になったのか、何がストレスになっているのかを日々考えながら支援していました。うまくいく日とそうでない日の繰り返しのなかで、心理の勉強をして仕事に役立てたいと思うようになりました。 在学中に先生から学んだ「患者さんの行動には必ず意味がある」という、この言葉を常に考えながら看護をしてきました。在学生の皆さん、がんばって患者さんと関わってくださいね。

教職員よりひとこと

久しぶりに来訪されたTさんは在学中と変わらぬ素敵な笑顔でした。新たな目標に向かい、子育てしながら仕事と勉強の両立は大変だと思いますが、無事に公認心理師の資格を取得され、ますます活躍されることをお祈りしたいと思います。

24期生Sさん&Hさん

2019年9月9日の夕方、24期生のSさんとHさんが学校に来られました。3年間24期生を担当したM教員が出迎えて2人の近況に耳を傾けました。
「卒業生と在学生の交流ノート」に記入してくださいましたので、ご紹介します。

Sさんからのメッセージ

学生時代、先生に”国家試験は教科書からしか出ない”と言われましたが本当にその通りで、教科書の端っこに小さく書かれているようなところからも出題されたりしました。私はその時の経験から”教科書って大切だな”と実感したので、教科書をベースに勉強すると良いと思います。

Hさんからのメッセージ

臨地実習や国家試験勉強に教科書は欠かせないと思います。なので、実習先や国家試験対策には全教科、持参しましょう。私たち24期生は毎日コロコロを引いて登校していましたよ(笑)。

教職員よりひとこと

M教員を真ん中に、とっても素敵な笑顔の3人です。現在、本校にはSさんの妹さんが在学中なのですが、在学生の皆さんにも看護師3年目になった先輩たちに倣って、教科書を基本に図書室の本もたくさん活用して勉強してもらいたいですね!

2期生Mさん

2019年8月のはじめ、2期生のMさん(旧姓Tさん)が学校に来られました。「卒業生と在学生の交流ノート」に協力してくださいましたので、ご紹介します。

Mさんからのメッセージ

5年間精神科で臨床経験を積んだあと、整形外科、小児科を経て、現在は循環器で7年目になります。看護師になって何十年かになりますが、私が思うに、やはり循環器の魅力は最大だと思います。ECGが読めるナースは医師と対等に話ができて、なおかつ急変対応に強くなる!なんといってもメンタルも強化されるし、おすすめの診療科だと思います。
先日、久々に堅看の同期と先生と飲み会をしましたが、やはり3年間の絆はこんなにも強いものかと楽しい再会、そして楽しい時間を過ごせました。
輝きナース目指して頑張ってください!

教職員よりひとこと

Mさんオススメの本は、ヴァージニア・ヘンダーソンの『看護の基本となるもの』だそうです。Mさんは、「どんなに経験を積んでもやっぱり看護の基本として1年に1度は読み直し、自分の姿勢を正すことが大事です」と仰っていました。
Mさんはご夫婦とも本校の卒業生だそうですが、「交流ノート」をご覧になった際に同期生が書き残された文章を楽しそうに読んで帰られたのが印象的でした。

17期生Oさん

2019年7月30日、17期生のOさんが学校に来られました。とても久しぶりの来訪です。図書室にも立ち寄られた際に「卒業生と在学生の交流ノート」にご協力くださいましたので、ご紹介します。

Oさんからのメッセージ

”学校始まって以来の問題学年”と言われていた私たちも、もう卒後10年目となりました。臨床ではこれまでの様々な経験や、他愛もない日々の生活のすべてが看護に活かされていると実感しています。
振り返ると、悔しさのあまり実習先の病院で号泣したこと、一生の友達となった当時のクラスメイトといろんな悪さ(?)を企んだことなどを思い出しますが、在学中には心震える瞬間がたくさんあって感性を大いに養えたと思っています。勉強はもちろん大事ですが、この3年間を全力で楽しんでください。

教職員よりひとこと

Oさんのおススメは”教科書まる読み”だそうです。「特に母性・小児・精神・在宅などの特別な領域では、かいつまんで勉強しようとしても、そもそもの知識量が少なかったため全体像が見えず困惑しました。そこで、各領域の実習前に教科書を”まる読み”したらスッキリ!時間がないと焦っている人にこそ”まる読み”をおススメします。」 初めて担当した17期生の来訪に、教務主任は嬉しそうに目を細めていました。

26期生Nさん

2019年7月22日、26期生のNさんが図書室の利用に来られました。1年目の看護師さんです。「卒業生と在学生の交流ノート」に記入してくださいましたので、ご紹介します。

Nさんからのメッセージ

臨床に出て、今いちばんに思うことは、学生の頃にもっと勉強しておけばよかったということです。在学生の皆さんは国家試験の合格を目標に勉強していると思うのですが、合格イコール看護師のスタートであり、さらに多くの知識が必要になります。働き始めると勉強のための時間をつくるのが難しくなります。だから学生のうちにできるだけ沢山のことを学んでください。それは、就職後の自分を守ることにもなりますよ!

教職員よりひとこと

図書委員だったNさんのおすすめ図書は、教科書+『病気がみえる』シリーズ(メディックメディア)です。「何事も基本が大切です。教科書はとにかくすべてのページに目を通してください。そして実際にどのようなものかは『病気がみえる』を使って確認するとよく理解できると思います。」と書き残してくれました。 看護師1年目はとくに学ぶべきことが多く苦労すると思いますが、乗り越えていってほしいですね。

12期生Iさん

2019年7月のはじめから、12期生のIさんが複数回にわたって図書室を利用されています。
「卒業生と在学生の交流ノート」に協力してくださいましたので、ご紹介します。

Iさんからのメッセージ

学生の頃はみんなと過ごすことが楽しく、看護なんてわかりませんでした(笑)が、看護師として働くようになってから、良いことや悪いことを経験するうちに、看護の良さも少しずつわかるようになりました…果たしてわかったのかな?(笑) 看護はいつまでたっても難しいのであまり悩まずに、患者さんを思いやることを大切に頑張ってください!

教職員よりひとこと

Iさんのお隣はたまたま図書室に来られたY先生です。Y先生は以前に教員として在籍され、現在は非常勤講師としてお越しくださっています。10年以上前の教え子との偶然の再会にとても喜んでおられました。

21期生Fさん

2019年7月5日の午後、21期生のFさん(旧姓Tさん)が近況報告に来られました。
「卒業生と在学生の交流ノート」にメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。

Fさんからのメッセージ

学生時代はおもいっきり楽しんでください。ナースになったら厳しいことが待っています。つらいときはその思い出を支えにして頑張ってください。それから、臨床では厳しい先輩に出会ってください。きっとその先輩が憧れの人になりますよ!

教職員よりひとこと

写真は当時の担当教員だったN教員と。N教員は教え子の成長に目を細めて喜んでいました。Tさんは卒業後も聖湖祭などで顔をみせてくださいますが、またお待ちしていますね!

26期生Uくん&Mさん&Yさん

学校では2019年6月27日の午後に今春卒業したばかりの卒業生を招いての交流会が開催されました。当日の出席者のうち、早めに到着したUくんとMさんとYさんの3人が図書室に来られて「卒業生と在学生の交流ノート」にメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。

Uくんからのメッセージ(写真中央)

久々に学校に帰ってきたといっても3か月ぶりです。臨床に出て3か月ですが、毎日毎日思うのは学生の頃にもっとたくさん勉強しておけばよかったと後悔することです。どれだけ勉強していても足りることはなかったと思いますが、少しでも時間があるのなら看護師として働く先輩の話を聞いて臨床に出てからも役立つようなことを積極的に勉強してみるのもいいんじゃないかと思います。 でも在校生の皆さんにとってまずは国家試験合格が最優先の目標だと思うので、先生が言われることをよく聞いて、毎日頑張ってください。 勉強ができない、やる気が出ない人はとりあえず図書室で勉強すれば間違いないと思います!

Mさんからのメッセージ(写真左)

看護師として働き始めると実習生だった頃とは違って、できることややらなければいけないことなど量が増えて大変なこともあります。それでも、患者さんが退院する姿を見て「ケアしてよかったな」と思えることが支えになります。学生の頃は勉強ばかりで早く働きたいな~と思っていたけど、いざ働き始めたら分からないことばかりで毎日勉強しなければいけなくなったりして…(笑)。学生の頃に勉強したことが臨床で役立つ場面もたくさんあるので、つらいこともあると思うけど、頑張ってください。

Yさんからのメッセージ(写真右)

今は臨床に出てまだ3か月、慣れないことばかりでつらいことの方が多いですが、患者さんに「明日も来てね」と言われてとても嬉しかったです。
臨床は実習とは違って1人の患者さんに関われる時間が少ないです。なので、実習中に1人の患者さんの疾患から詳しく学習し、看護計画を立案してケアに関われるのはとても貴重な時間だったと気づきました。なので実習中に患者さんと関わらせていただく時間を大切にしてほしいと思います。
そして、おすすめの勉強法は、”どんな小さなことでも、わからないことは放置せずに調べること”ですね。

教職員よりひとこと

交流会の1時間前に到着したUくんは図書室の本を開いて熱心に勉強していました。UくんとYさんには卒業前に学生図書委員会のインタビューに協力していただいたり、YさんとMさんは図書委員経験者だったりと、図書室にゆかりの深い3人です。
寄せられたメッセージからは、いちばん身近な先輩として在学生への激励はもちろん、新人看護師としてそれぞれの病院で頑張っておられる様子がよく伝わりました。次にお会いするときも元気でありますように!

12期生Mくん

2019年6月18日の午後、12期生のMくんが学校に来られました。
「卒業生と在学生の交流ノート」にメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。

Mくんよりメッセージ

卒業後15年を経過して初めて学校を訪問したのですが、懐かしい先生方とも会えて、自分のことを覚えていてくださったことに驚きと嬉しさを感じました。
今、図書室でこのメッセージを書いている目の前で、在学生がグループで勉強に励んでいます。頑張れ!!と思うとともに、自身も研鑽に努めなければという刺激を受けました。ありがとうございました。

教職員よりひとこと

事務窓口に現れたMくんを見て「あっ!」と声をあげたのは言うまでもありません(笑)。歳を重ねても在学中と変わらない笑顔に近況を聞かせていただく教職員のほうも懐かしさを覚えました。

23期生Tさん&Oさん

2019年5月15日、23期生のTさんとOさんが近況報告に来られました。
図書室にて「卒業生と在学生の交流ノート」にメッセージを寄せてくださいましたので、ご紹介します。

Oさんからのメッセージ

臨床で4年目になりました。私は認知症の患者さんとの関わりがおもしろいと感じています。在学生の皆さん、頑張ってくださいね。

Tさんからのメッセージ

臨床に出て4年目になり、かねてから希望していた部署で頑張っています。学生の間に感じたことは将来必ず看護師として大切なものになっていきますから、すべて興味をもつことが大切です。
もう二度としたくない実習ですが(笑)、頑張って乗り越えてください。

教職員よりひとこと

Tさんは比較的新しい図書を9冊も「もう頭に入っているから大丈夫!」と笑って図書室に寄贈してくださいました。大変助かります。ありがとうございました!
TさんとOさんはとても仲良しで学校に来られるときはいつも一緒ですが、看護師としてめざすところはまったく違っていて、いろんな価値観の看護師さんがいて成り立っているんだと感じさせられます。またおふたりでの来訪をお待ちしています!