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看護について語り合おう「私の考える看護とは・・・」

5月12日の午後、本校では「看護の日」記念行事を行いました。
「看護の日」(5月12日)は、近代看護の祖であるフロレンス・ナイチンゲールの生誕を記念して国際看護師協会が定めた記念日で、本校でも自己の看護観を養うことを目的に「看護の日」記念行事を行っています。

今年はまず、「私の考える看護とは・・・」と題して、1・2年次より代表の学生5名と教員を代表してN教員が発表を行いました。


1年次のIさんは、幼いころ病気のときにお母様が額に手を当てて安心させてくれたことを思い返しつつ、看護師の「手当て」が安心感を生むことに着目し、看護師は知識や技術はもちろんのこと「患者に寄り添い、観察し、手と目をいかに使うかが大切」と述べました。

次に、1年次のKさんは、お子さんの喘息が病院の指導による生活環境の改善で快方に向かったという入学前のエピソードを紹介し、看護師が患者さんの療養環境を整備する大切さを述べました。
 

2年次のSくんは、基礎看護学実習Uで受け持った異性の患者さんへの排泄援助で困難に直面した経験から患者さんとの信頼関係が大切であることを学び、患者さんにとって何が一番大切かを考えられる看護師になりたいと抱負を述べました。

次に、2年次のNさんは、これまでの実習や授業を通して、患者さんの安心と信頼のための笑顔、患者さんに合わせたコミュニケーションのとり方、そして、感情を正しくコントロールした冷静な判断が大切と気づき、将来はお母様のような「笑顔を絶やさず冷静な判断ができる看護師になりたい」と述べました。

学生発表者最後となる2年次のSさんは、基礎看護学実習Uで受け持った患者さんの体動時の痛みを工夫により軽減できたという成功体験から、患者さんの抱える疾患についてよく学び、患者さんに合わせた援助方法を考え、患者さんのわずかな変化に気づいて自分から声をかけられる看護師になりたいと述べました。
 
  

最後に発表した在宅看護論担当のN教員は、平成27年度滋賀県看護協会長表彰を受けての発表となりました。
長年の経験の中から地方都市での外来看護や訪問看護でのエピソードを紹介し、そのうえでN教員が看護するにあたって心がけていることとして、「わかりやすく伝えること」と「看護師の価値観で判断しないこと」であると述べました。そして、「寄り添うとは、患者さんの思いがどこにあるのか全神経をもって知ることです」としめくくりました。
 
 

質疑応答では、いずれ同じ課題に直面するかもしれない男子学生よりSくんに対する質問や、N教員への質問などがありました。
 

発表後は、1〜3年次混合の14グループに分かれて「自分たちが考える看護」を話し合い、その結果をグループごとに発表しました。

  

参加した学生の感想の一部を紹介します。
 
  • 普段あまり話すことのない人と話し合うことができ、「こんなふうに考えているんだ」と知って、同じ目標を持った仲間だとあらためて感じることができました。看護については実習にいったあとで少しずつ視野が広がっています。これから勉強として、いろんな経験をして、もっともっと成長したいです。(Mさん)
  • 1年間看護学生として勉強してきて1年次生の話を聞くと「自分も1年前はこんな思いだったなぁと思い出しました。1年前に口に出していた「看護師になる」と現在の「看護師になる」は変化していると思いました。口では簡単にいえるけど、実現することは本当に難しくて大変です。発表を聞いていると、それぞれの援助の考え方や人の接し方は違っていても大切にしたいことは一緒なんだと思いました。(Sさん)

看護は十人十色。それぞれの考えを語り合うことで、今年の「看護の日」も実りある日となりました。

2015年05月22日