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平成29年度卒業式を挙行しました

3月8日、平成29年度卒業式を琵琶湖ホテルにて挙行しました。
はじめに校歌斉唱です。式典中のピアノ伴奏は芸術と体育(音楽)担当のH講師です。

 

卒業証書・専門士称号証書授与です。3年次主担当のM教員の呼名でひとりずつ登壇し、証書が授与されます。
 
 
続いて成績優秀な卒業生に対し、その努力を称えて表彰します。最優秀賞はTくん、優秀賞はKさんとYくんでした。
  

次に皆勤賞は、Iさん、Aさん、Hさんの3名です。
 

学校長式辞では、家城学校長が、超高齢・多死社会となったいま「治し、生活を支える医療」に変化したいま、看護専門職には「医療の視点」だけでなく「生活の視点」も必要で、「生活」と保健・医療・福祉を繋ぎ、あらゆる場で看護職への期待が高まっていると述べました。そのうえで卒業生に対して、患者さんとの信頼関係を築くため、どのような時にも正直で誠実な人であっていただきたい、そして、看護専門職としての夢や目標に近づくためには、日々の努力と小さなことを積み重ねていくことが必要であり、この事がいつの日か信じられない程の力となると述べられました。最後は「決して容易な道を選んだり、近道を抜けようとしないでください。みなさんならきっと乗り越えられると信じています」と激励しました。
 
 
 

次に公益社団法人滋賀県私立病院協会長祝辞では、間嶋会長が、“目の前に患者さんがいて診察治療の求があった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない”と医師法に定めらている「応召義務」を紹介しました。それは“病気で病む人に対して優先して治療を行い、支えてあげる”という医療の原点に相通づじるものがあるとして、また医師のみならず看護師をめざす卒業生の心の奥底にもある医療の原点を大切にしてもらいたいと述べました。また同時に働き方改革の流れのなかで、看護師としていかにしたら地域住民に適切で効率的な看護・介護が届けられるかを考えていかねばならないと述べ、最後に多くの離床経験を積んで素晴らしい看護師になっていただきたいと激励してくださいました。

ご来賓を代表し2名の方にご祝辞をいただきました。
まず、大津市長の越直美さま(代読は大津市保健所長の中村由紀子さま)よりご祝辞を頂戴しました。越市長は、近年は医療・看護を取り巻く環境も大きく変化したが、「看護の大切な部分、すなわち、体や心の困難を抱える人のそばに寄り添い、一人の人間としての深い共感と、専門職業人としての冷静、客観的な心をもって温かい支援の手を差し伸べるというその本質に変わりはありません」と述べられ、「これからも自己研鑽に努められ、豊かな人間性をもった看護師として成長していかれることを心より願っております」と激励してくださいました。

続いて、公益社団法人滋賀県看護協会長の廣原惠子さまよりご祝辞を頂戴しました。廣原さまは、「看護の資本は自分自身。看護の文字通り、手と目をもって人を護る。看護行為を支える重要な三要素は、精神(態度)・知識・技術である」というイザベル・スチュワート女史が示した教育哲学のパラダイムを挙げて、在学中に培われた精神を今後も大切にしていただきたいと述べられました。そして、「看護の資本は私、自分自身を大切にされ、真摯に誠実に患者さんに向き合い、思いや意思決定を支え医療と生活の質の視点を持ち、他者から学ぶ姿勢も忘れず、理想とする看護師像をめざして、いきいきと活躍されることを祈っております」と激励してくださいました。

在校生送辞では代表のYさんが、まず入学してから学生生活・学業・実習でのあらゆる場面で卒業生に支えられてきたエピソードを紹介し、卒業生は在校生にとって凛々しく、心強い存在であったこと、卒業に際して寂しさや心細さでいっぱいであると述べて別れを惜しみました。そして、「私たち在校生も先輩方の思いを引き継ぎ、患者さんの思いに寄り添った看護が提供できる看護師に慣れるよう、日々努力を惜しまず、一日一日を大切にし、仲間と共に支え合いながら学んでいきたいと思います」とこれからの決意を述べました。
 
 

卒業生答辞では代表のTくんが、「両手には抱えきれないほどの、たくさんの思い出があふれています」と述べ、3年間を振り返りました。そして「雨垂れ、石を穿つ」という故事から、「どんなに小さな雫でも、根気よく続けていくことで、いつかは成果が得られる。私たちが歩み、歩もうとする看護の道は、まさに、この小さな雫、一粒、一粒の積み重ねではないでしょうか」と在学中の歩みを一粒ずつ数え、「まだ、私たちは石を貫くほどの力は持っていません。しかし、貫く術を知り、その努力の過程にいることも知りました。どんなに小さな一粒も、かけがえのない光り輝く一粒です。この一粒の積み重ねが、この先も私たちの力になり、大切になることを感じました」と、実習を受け入れた患者様はじめ、指導者、教員、家族への感謝を述べました。また、在学生に対しては「共に悩み、ぶつかり合い、迷いながらも共通の目標をもつ仲間がいます。毎日の積み重なりを大切にして、過ごしてください」と激励しました。最後に、卒業は新たな始まりの時であり、「たゆまぬ努力を続け、石を貫く雫を、これまで以上に積み重ね、看護の道を歩んでいきたいと思います」と力強く決意を述べて答辞を締めくくりました。
 
 

記念品贈呈では、学校から卒業生に、そして卒業生から学校に記念品が贈られました。
 

主たる実習受入病院の看護部長さまと滋賀県堅田看護専門学校同窓会会長より花束をいただきました。
 
なお、各方面よりいただいた祝電ならびに祝花は会場ロビーに飾らせていただき、ご芳名を紹介させていただきました。

最後に卒業生が「旅立ちの日に」を斉唱しました。溢れる涙をぬぐいつつ歌う姿もありました。
 
 
卒業生は退場し、平成29年度卒業式は閉式となりました。

2018年03月30日